【自助具】ガイド

自助具

 

「自助具」は戦後日本に入ってきた『リハビリテーション』を行なうための要素の1つです。
  「自助具」という名前も英語の「self-help device」、自分自身を助ける道具と言う訳語からきています。

 一般的に『リハビリテーション』には「運動療法などで身体機能を回復させ、元の状態に戻す」というイメージが多分にあります。
しかし事故などで体の一部を失ってしまったり、機能を失ってしまったりすると、もう「元の状態に戻す」ということはできません。
そこで元の活動ができるよう『再構築』を行なうのです。
運動療法などで体に働きかけ、不足する分は義手・義足などの補装具や自助具といった用具で補うのです。

そして住宅改修で環境を整えてあげれば「元の状態」は無理でも「元の活動」はできるようになるでしょう。

 

「自助具」は他の福祉用具とは少し異なります。
まず、1つ目は福祉用具ではあるのですが、全て介護保険適用外、すなわち実費で購入しなければなりません。
価格は以前に比べ安くなってきましたが、実費購入の負担はバカになりません。

2つ目は購入する場所です。
他の福祉用具と同様に福祉用具販売店でも扱っているのですが、種類は少なく、またその人に合った物となると難しいです。
買ってからその人に合うように改良を加えられれば良いのですが、なかなかそうもいかないでしょう。

「自助具」は『その人に合った物』、たとえば身体状況や使用方法に合わせて選ぶことが大事なのですが、店で売っている市販品のみですと人間の方が合わせなければなりません。
やはり自作するしかないのでしょうか。

実は、全国には40ヶ所以上の「自助具製作ボランティアグループ」があります。
そこに依頼すれば「その人に合った物」を作ってもらえます。
実例を見ると身体状況や使用方法だけでなくデザイン(色・形)も、その人に合わせて製作していました。
検討している人は、一度相談してみると良いでしょう。

 

最終更新日時:2018年1月4日 10時00分

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