ベッドの選び方-使い方

自力での起き上がり

ベッドから自力で起き上がるためには、寝返る要領で横を向きながら、手をついて足を下ろします。そのため、ベッドには手をつくための広いスペースを、足をおろすための少しのスペースが必要です。起き上がる前に、上半身を寝返る側の反対側に寄せておくと、手をつくスペースができて、効率よく起き上がれます。

 

ベッドを活用して起きる

寝返って起き上がれない方やリウマチなどで首を痛めている方は、ギャッチアップ機能を用いると楽に起き上がることができます。

ワンポイント

ベッドの起き上がる側に、ベッド全長の3分の1の長さのベッド柵か、ベッド用手すりを頭側に付けると、足を下ろして腰掛けやすくなります。

座る

ベッドの端に安定して座るためには、ベッドの高さが重要なポイントです。ベッドの高さは膝下から足底までの長さが適当で、足を床につけて背筋が伸ばしやすくなります。低すぎると、足は床につきますが、膝が上がって背中がまるくなります。逆に、高すぎると足が床につかず、座った姿勢が安定しません。

ワンポイント

エアーマットレスを使用した状態でベッドの端に座ると姿勢が不安定になります。エアーマットレスの使用は夜間のみにして、日中はエアーマットレスの空気を抜いてベッドから離れるなど、寝たきりにならない生活をめざしましょう。

立ち上がり

ベッドから楽に立ち上がるためには、以下のポイントに注意してください。

【立ち上がりのときのベッドの高さ】
腰掛けやすいベッドの高さから、おしりを少し前にずらして、ややベッドを上げた高さが適当です。その点、高さ調整機能の付いたベッドは、腰掛けやすい高さにも、立ち上がりやすい高さにも調節できて便利です。

豆知識

立ち上がりを介助するときは、単に体を上に持ち上げるだけではうまく立ち上がることができません。体を前に傾け、足に体重を乗せるように介助してあげると、お尻が上がりやすくなります。

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