事例紹介その2

Bさんの場合

パーキンソン病のために段差でつまずきやすくなったり、また立ち仕事である家事が負担になったBさんにリハビリ専門相談員と住宅改修専門相談員が訪問し、住宅改修を実施しました。その結果、家族のために家事を担っている役割とつまずきも解消され、住宅生活に意欲を取り戻された事例です。

福祉用具・住宅改修 相談受付記録

氏名 Bさん
年齢 82歳
要介護度 支援
移動方法 独歩
相談内容(相談のきっかけ) 今年4月パーキンソン病と診断され介護保険導入。玄関すのこ、手すり、2F階段の手すり、すべり止め等、息子さんが設置してくれてあるが段差等専門的に見直してみたらどうかと声掛けしてあったところ浴槽場、台所、トイレ等全般に改修したいという希望である。
利用しているサービス(訪問リハビリ事業については要確認) 通所リハビリ(週2回、月・木)
利用している福祉用具について なし
家族構成 本人・夫(心臓が悪く寝たり起きたりの状態)・長男の3人家族
病名 パーキンソン病(平成15年4月~)
ADLの状況 【移動】パーキンソン病にて小刻み歩行、室内は自立で屋外は押車、杖歩行。
他は自立
住環境 持ち家 2階建て 木造
本人の訴え パーキンソン病で足の出方が悪くなってきており転倒等が心配なので住み易くしたい。
介護者の訴え 身体が不自由なのに食事作り等の家事をしているので少しでも住み易くしてやりたい。

福祉用具・住宅改修内容

 

福祉用具・改修の様子をムービーでご覧頂けます。カメラアイコン()をクリックしてください。

建築士さんからのコメント

  • 階段の降り口の方向を変えて広いワンルームにする。
  • 引き違い2ヶ所取り除き、LDKにする(玄関との段差なし)
  • 脱衣場の出入り口を引き戸に。すのこの向きを変える。
  • トイレの戸を取り除き、洋式トイレのみにする。奥行き1500mm。
  • キッチンの高さをH800mmにする。(いすの高さで調整)
    ニースペースタイプにする。
  • 予算の都合で洗面、浴室の床高は変えない。予算があれば、全て同じ高さにするのが最良。

リハビリ師さんからのコメント

トイレ
  • トイレの手すりの高さは550ミリメートル。床をタイルからフロアにする。
浴室
  • 浴槽の手すりについては高さ800ミリメートル
  • パーキンソン病は座って方向転換しにくい疾患なので浴槽への出入り時、座る方法は困難と考えられる。 
玄関
  • 玄関のすのこの向きを変える。また、安全に段差を越えるために横手すりの設置。
台所
  • 台所での作業姿勢である立位を椅子を使用しての座位姿勢にかえることで負担が軽減される。作業姿勢は負担がないように、肘・肩の高さを合わせる。
    (椅子は高さ調整可のものがよい)

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